【スマブラ】勇者の立ち回りや会心の一撃の確率は?使用禁止ってどういうこと?

勇者は、スマッシュ攻撃が8分の1で会心の一撃に化ける爆発力を持つファイターです。海外の大会では使用禁止になったこともあるようです。この記事では、スマブラの勇者の立ち回りと会心の一撃の確率、使用禁止騒動の真相まで見ていきましょう。
勇者の基本性能とMP管理
勇者は専用のMPゲージを消費して、多彩な魔法や必殺技を繰り出すファイターです。ゲージは画面下の蓄積ダメージアイコンの近くに表示され、最大値は100。MPが0になると必殺技が一切出せなくなるため、残量の管理がそのまま勝敗に直結します。どの技にどれだけ使うかを考えながら戦う点が、ほかのファイターにはない大きな特徴です。
MPゲージと回復のルール
MPは放っておいても回復します。時間経過で1秒間に1ずつ自然に戻り、剣や体術といった直接攻撃を相手にヒットさせれば、もっと素早く回復できます。相手のシールドに直接攻撃を当てた場合でもMPは戻るので、ガードを固める相手に技を当てにいくのも立派な補給手段です。ただし、MPを消費する魔法攻撃が命中してもMPは回復しないため、攻撃しながら燃料を確保できるのは、あくまで直接攻撃だけと覚えておきましょう。
溜めで変わる必殺技とMP
通常必殺技のメラ系、横必殺技のデイン系、上必殺技のバギ系は、ボタンの長押しや追加入力で溜めることで上位の技へと変化します。段階ごとの技名と消費MPは下の表のとおりです。
| 系統 | 第1段階 | 第2段階 | 第3段階 |
| 通常必殺(メラ系) | メラ(MP6) | メラミ(MP16) | メラゾーマ(MP36) |
| 横必殺(デイン系) | デイン(MP8) | ライデイン(MP18) | ギガデイン(MP42) |
| 上必殺(バギ系) | バギ(MP5) | バギマ(MP9) | バギクロス(MP18) |
注意したいのは、溜めた段階に見合うMPが残っていないと技が不発に終わる点です。ゲージが心もとないときは、無理に上位の技を狙わず手前の段階で止めておくほうが安全に立ち回れます。
勇者の立ち回りの基本
スマブラの勇者を扱ううえで軸になるのは、自分から無理に攻め込まない姿勢です。機動力が高いファイターではないため、有利な間合いを保ちながら迎撃と牽制で展開を作るのが基本の形になります。ここからは、その柱となる技の使い分けを順番に見ていきましょう。
先端を置く差し合いが主軸
基本は、相手のダッシュやジャンプの出端に対して、武器判定の先端がかすめるように技を置く戦い方です。
先端当てを意識しておけば、相手が前に出てきたところにヒットしますし、ガードされた場合でも反撃を受けにくい間合いを維持できます。しかもガードさせて反撃されなければMPが回復するため、置き技は低リスクなうえに燃料まで戻ってくる選択肢になります。
これが立ち回りの主軸です。
地上戦を軸に浮かされない
勇者の空中攻撃は下り際で振ることが多く、ジャンプからの攻撃を繰り返すと動きが単調になって読まれやすくなります。着地性能も非常に弱いため、不用意に2段ジャンプを消費して攻め込むと、そのまま激しい着地狩り展開を招きかねません。
一方でステップ性能そのものは優秀です。ステップによる間合い管理と発生の早い弱攻撃を主軸に据え、地上戦をベースにして浮かされない立ち回りを徹底しましょう。
弱攻撃と掴みでMPを回復
弱攻撃は勇者の通常技のなかでも最速クラスで、上下左右への攻撃範囲に優れた技です。相手のダッシュやジャンプの出始めを捉えやすく、距離を離して仕切り直せるだけでなく、MPを回復できる点でも欠かせません。
掴みも素早い反面リーチは短めですが、呪文や飛び道具を警戒してガードを固めやすい相手には透かし掴みがよく通ります。こちらでも貴重なMPを補給しつつ、有利な展開を作れますよ。
実戦動画で立ち回りを見る
技の置き方や間合いの取り方、コマンド選択の判断速度といった部分は、文章を読むより実際のプレイを見たほうがつかみやすいところです。国内屈指の勇者使いによる丁寧な解説動画が公開されているので、立ち回りのイメージを固めたい方はあわせて確認してみてください。
出典元:アカキクス
会心の一撃の確率と威力は?
スマブラの勇者最大の武器といえるのが、スマッシュ攻撃が命中したときにランダムで発生する「会心の一撃」です。近接戦闘における最大の脅威で、相手からすればスマッシュを一発もらうたびに肝を冷やす展開になりますよね。まずは確率と威力から整理していきます。
発生確率は8分の1
横スマッシュ攻撃、上スマッシュ攻撃、下スマッシュ攻撃は、相手に命中した際、またはガードされた際に、8分の1(12.5%)の確率で「かいしんのいちげき」が発生します。
この判定は完全にランダムで、自分の蓄積ダメージ量によって確率が変動することはなく、常に一定の確率で抽選されます。下スマッシュ攻撃は前後2段判定ですが同様に会心判定を持っているため、横回避や回り込みを読んで置いたときのリターンが一気に跳ね上がります。
ダメージ2倍で早期撃墜
会心の一撃が発動すると、通常のスマッシュ攻撃と比べて与えるダメージが2倍に増加し、吹っ飛ばし力も上昇します。ふつうなら撃墜に至らない中%帯でも、相手が軽量級であれば低%帯からでも、一撃でバーストラインまで運ぶほどの破壊力です。しかも通常のスマッシュ攻撃としても成立しているため、外した際のリスクを除けばデメリットが存在しません。相手に対して常に早期撃墜の威圧感を与え続けられます。
ためる状態はシールドブレイク
会心の一撃で上がるのは威力だけではありません。シールドの削り値も大幅に増加し、下必殺技の「ためる」効果が付与されている状態で会心の一撃をガードさせると、相手のシールドを一撃で削り切ってシールドブレイクまで引き起こせます。ガードで固めていても問答無用で破壊されるとなれば、相手はガードで固めること自体をためらうようになります。
立ち回り全体で大きな心理的優位を築けます。
海外大会での使用禁止騒動について
スマブラの勇者は海外の競技シーンで、極端なランダム性とシステム設計をめぐる大きな議論を巻き起こしました。実際に大会での使用禁止にまで発展した、いわゆる使用禁止騒動です。ここからは何が問題視され、その後どのような結末をたどったのかを追いかけていきます。
オーストラリアでの禁止措置
2019年8月、オーストラリア南部のサウスオーストラリア州で大会を主催する団体SASCが、大会における勇者の使用禁止を発表しました。この措置は勇者が強すぎるからではなく、「競技シーンにふさわしくない」という判断によるものでした。トーナメントは選手が磨き上げたスキルを発揮して勝利を目指す場であり、勝敗が個人の実力ではなく運に左右されることは、不断の努力を重ねてきた選手に対して不公平であると説明されました。
欧州大会の言語格差と撤回
2019年9月には、フランス任天堂が主催する公式大会「European Team Cup 2019 FRANCE」でも勇者が使用禁止に指定されました。多言語が混在する欧州の大会では、コマンドに並ぶ呪文名が言語に依存することで不公平、いわゆる認知的タイムラグが生じると懸念されたためです。
ただし、フランス任天堂は同じ月の26日にルールを欧州基準へと統一し、すべてのプレイヤーを平等に扱うとして、勇者の使用禁止措置を正式に撤回しています。
まとめ
スマブラの勇者は、8分の1で炸裂する会心の一撃や全21種類の下Bコマンドを備えた、撃墜力と爆発力に優れたファイターです。競技シーンでは乱数や言語格差をめぐって一時は禁止論争も起きましたが、その後撤回されています。MP管理と先端の置き技を意識しながら、勇者を使ってみてくださいね。






