ラブラドールをマンションで飼うために気を付けるべきこととは?
ラブラドールをマンションで飼いたいと思っていても『大丈夫かな?』と不安に思っている人もいるでしょう。結論から言うと大丈夫です。実際に私は東京都内の分譲マンションでもうかれこれ、5年ほど愛犬の黒ラブ(♂)と一緒に仲良く暮らしています。今だかつてマンション住民とトラブルになったことはありません。ですがラブラドールを飼うために最低限気を付けるべきことはあります。
では実際にラブラドールをマンションで飼うために気を付けるべきことをまとめてみましたので、ラブラドールをマンションで飼おうと思っている方の参考になればと思います。
ペット可のマンションかどうか確認する
はい!これ最重要事項です。まず住もうと思っているまたは住んでいるマンションの規約を確認しましょうね。そもそもペット不可のマンションであれば、ラブラドールどころかとても小さなチワワですら飼えません。どうしてもラブラドール飼いたい・・・と言う人はペット可のマンションに引っ越すしかありません。
あとこれ余談ですが、私は6年前に新築のマンションを購入した時にマンション販売会社の人に『ラブラドールって飼えます?』と聞いたら『大丈夫ですよ』と言われたので、マンション売買契約が済んだ後にラブラドールのブリーダーを探して、入居日の4か月前くらいかな?黒ラブを購入しました。そして入居2か月前のマンション住人の合同説明会の時に、初めてマンション規約を渡され読んでみると・・・なんと恐ろしい文章が!
『ペットは10kg以下とする』・・・『!!!マジかよ』すでに購入してしまった黒ラブちゃん・・・どうしよう?とマンション販売会社の担当に連絡しました。そうしたら『大型犬だったんですか?でも大丈夫安心してください(どこかで聞いたセリフだな)飼っても平気です』と承諾。ということでマンションの規約の壁をぶち壊し、一緒に仲良く元気に過ごしています。
後で聞いたのですが、私が購入したマンションのマンション規約はテンプレートみたいなもので、最低限の規約さえ守れば後は住人の管理組合で規約の変更等は可能であったため、またラブラドールという世間一般で優しい犬種ということで問題なかったそうです。
何が言いたいかまとめると、人によってはラブラドールレトリバーという犬種が大型犬か小型犬なのか分かっていないので、しっかりとそこらへんは説明して確認しておいた方がよいということ。私の場合はOKでしたが、後でトラブルになりかねないので分譲だろうと賃貸だろうとマンションに住む前にしっかり確認しておきましょうね。
防音対策は万全に
分譲マンションといえど、フローリングで飛び跳ねたり走り回ったりしたら当然下の階の住人にとっては、騒音になります。(私の上の階の住人の生活音が聞こえたりするので)我が家では、フローリングの上に防音シートを引きさらにその上にフロアタイルを敷く作業を引っ越し時に行いました。ラブラドールの体重がオスで25kg~40kgになるので、そんなでかい奴が家じゅう走り回ったら騒音でしかないので住人トラブルを避けるために、防音対策はしっかりしておきましょう。
一応今まで一度も下の階の住人からは苦情はきていないので、大丈夫だと思います。
しつけは万全に
私の場合は8階に住んでおり、1階に降りるためにはエレベーターを使用します。もちろん他の住人がエレベーターに同乗することがあるので、マテとお座りは最低限できるようにしつける必要があります。もちろんラブラドールという犬種は人を噛むといったことは、宝くじに当選するレベルで稀だとは思います。ですが我が家の愛犬はどうも人間が大好きすぎて、飛びつく習性がありました。(飼い主のしつけの仕方が悪かったので、犬のせいではありません。)一度たまたま、住人に飛びついたことがあります。
幸いなことに、その住人は私の中学校の後輩だったので何事もなかったのですがその時に『あっコレはまずいな』と思い、マテとお座りは徹底的にしつけました。住人を驚かせたり万が一けがをさせないためには、しっかりとしつけはしておきましょう。
※しつけについては別の記事に詳しく書いていきます。
意外と抜け毛がすごい
ラブラドールって怪我短いから、あまり抜け毛が出なさそうと思われがちですがその知識は全くの間違いです。超抜け毛のひどい犬です。柴犬やゴールデンといった犬種のように、毛玉みたいな塊ではなく細かな毛が家じゅうに散っています。これは、特にベランダに犬を出すときには気を付けましょう。隣の家のベランダに毛が飛んでしまうこともあるので、毎日しっかりとブラッシングなどをして不要な抜け毛を減らしましょう。
白い靴下を履いて家を歩くと・・・靴下が毛だらけで大変です。朝我が家では娘が幼稚園に行く前は、リビングで着替えなどはせずに玄関付近で必ず行っています。体操着などの白い服はリビングで着替えると悲惨なことになります。
ちなみに朝掃除機をかけても、なぜか夜になると毛が降ってわいていますよ。
ラブラドールをマンションで飼うためにきをつけることまとめ
まずはマンションの規約でラブラドールを飼うことができるかという、ペット可の確認が最重要事項。次に真下の住人に迷惑をかけないために防音対策をして、また他の住人に迷惑をかけないようしつけをしっかりと行う。そして隣の住人に迷惑をかけないためにブラッシングを毎日行う。最低限まずはここら辺をしっかり押さえておけば大丈夫です。
あとはしっかり他のマンションの住人とコミュニケーションをとっておけば、よほどの犬嫌いでない限りは悪い顔はされません。飼い主の行動一つでも、不要なトラブルを避けることもできますので同じ住人の方とは、あいさつなどの最低限のコミュニケーションはとっておくべきですね。
ちなみにラブラドールはほとんど吠えることは無いので、鳴き声の騒音はほとんど心配の必要はありません。マンションでもラブラドールはちゃんと飼うことができるので、もしマンションでラブラドールを飼おうと思っているのなら、一緒に生活してあげてください。
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