今までの常識を覆す、メタバースとは?

2022/02/01
 
今までの常識を覆す、メタバースとは?
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40歳過ぎのおっさんゲーマー。楽しいことを徹底追求。 昔はバリバリの高校球児だったのに、今では犬の散歩が唯一の運動。 気づけばインドア派の仲間入り、ゲーム・マンガ・映画などが大好き。 その影響で娘も、ゲーマー&Youtube大好きに・・・ とにかくこのブログでは、楽しい・役に立つ情報配信を心がけるよ!

今までの常識を覆す、メタバースとは?

最近話題の「メタバース」。2021年10月にFacebook社が「Meta」に社名変更したように、メタバース界隈の開発や投資が盛んになってきています。メタバースはVR等を通じた仮想空間を表す言葉で、一時期話題になった「セカンドライフ」や、最近では『あつまれ どうぶつの森』『フォートナイト』などのゲームもメタバースと呼ばれることがあります。

 

2022年現在注目を集めているメタバースとは、仮想空間自体やそこでコミュニケーションが行えるサービス・プロダクト全般を指す言葉。現実世界の自分を仮想空間のアバターに託し、VRのヘッドセット等を利用して(利用しない場合も)バーチャルオフィスやリモート会議、チャット、ゲームなどを行います。

 

現実の一部をそっくりそのままデジタルに複製する「デジタルツイン」を拡張した「ミラーワールド」で現実に影響するコミュニケーションや経済活動を行うこともできますが、ゲーム『フォートナイト』『あつまれ動物の森』のようなフィクションの仮想空間もメタバースに含まれます。

 

なぜメタバースは注目されているのか?

大手企業がこぞってメタバースに出展するなど2003年代に流行った「セカンドライフ」に近い動きが見られますが、大きく違うのはVRのヘッドセットの進化とブロックチェーン技術を利用した「NFT(非代替性トークン)」による経済活動でしょうか。

 

「NFT」はいわば現実のアート作品のように「1点モノ」をデジタル所有できる技術で、複製不可能でその所有権を証明することができる、メタバース内は同じくブロックチェーン技術による暗号通貨での取引が多く、アバターやアイテムなどを売買可能です。

 

例えばスポーツメーカー大手のNIKE(ナイキ)は、鬼ごっこで遊べる「NIKELAND(ナイキランド)」を、子供向けゲームプラットフォーム「Roblox」上に開設。キャラクター向けのNIKE製アイテムも提供しているなど、PRと実際の購入をメタバース上で可能にしています。

 

「メタバース」初出はSF小説

「メタバース」は「メタ(meta=超越)」「バース(verse=宇宙)」という造語。2018年の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の「バース」もこの「verse」で、「多元宇宙、複数の宇宙(マルチバース、multi-verse)」など創作の世界ではよく使われる言葉の一つである。

 

「メタバース」という言葉の始まりは、アメリカの作家、ニール・スティーヴンスンによる小説『スノウ・クラッシュ(1992年)』に登場する、インターネット上の仮想世界とされていて、近年の「メタバース」は『スノウ・クラッシュ』やこれから紹介する先駆者的サービスのイメージを受け継ぎつつも、「次のインターネット」「新しい世界」を意味する言葉として使われていそうです。

 

まとめ

新しい言葉のようで、意外と歴史の長い「メタバース」。

5G通信や更なる技術革新がこのまま進んでいけば、映画の『レディ・プレイヤー1』や『マトリックス』のような未来はすぐそこまで来ているかもしれません。

『フォートナイト』など無料で始められるサービスも多いので、まずは体験してみてはいかがでしょうか。

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