昔のゲーム攻略法の想い出
むかし、むかし、まだ人類が『ファミコン』と呼ばれるゲーム機の2コンにフーフーと、一所懸命に意味もなく息を吹き込み、夕方5時のチャイムがなったので全力疾走で家に帰っていた懐かしいあの頃。
そして、次の日になるとどこから仕入れたのか解らない信憑性のまったくないゲームの攻略法や裏技を学校で自慢する日々。
そんな『思い出』に浸りながら 昔に戻ってみませんか?
昔はそれが当たり前だった?
インターネットが今や当たり前の時代になり、ゲームやショッピングや動画配信、更にはオンラインカジノ日本も誕生し、勢いが止まりません。
『エフエフ』なのか『ファイファン』なのか、全く実りの無い喧嘩に全身全霊を掛けるのが日常茶飯事だった昔。インターネット(当時は『パソコン通信』と呼ばれてた)などは映画やテレビの世界でしか存在しなかったので、RPGのゲームなどでボスが倒せなかったり、特定のアイテムを手に入れたくても、攻略法などを簡単に調べることはできませんでした。
そこで、学校で同じゲームを持っているクラスメイトなどに攻略法を聞き、紙に書いて家に帰って試すのが一般的な方法でした。また、各キャラクターが最強の状態でボス戦に挑める状態からゲームを始められる、セーブデータのパスワードをお菓子と交換したりと、当時はどうしてもゲームを攻略したかったら自分が大切にしている物を手放す必要がある、とってもシビアな世界でした。
また、ここで入手した情報の裏付けも事前にする事もできないので、家に帰って試してみたらまったくのデタラメでお菓子をあげ損じた、なんて日もありました。
考えたら自分で情報を探せた?
そんなシビアな世界を生き抜いて来た当時のキッズですが、考えたら当時より『攻略本』と言う魔法の書が街の本屋さんで普通に売られていたので、しぶしぶ自分の大切な物を信じられるかどうかも解らない情報の為に手放す必要は一切ありませんでした。
でも、少ないお小遣いをやりくりするキッズたちには魔法の書は簡単に手の届く代物でもありませんでした。
そこで、クラスで一番のお金持ちの家へと遊びに行き、ケーキなどのおやつをご馳走になりながら攻略本の内容を書き写す様にキッズ達も逞しく進化を遂げるのでした。
もし、塾やピアノのレッスンでお金持ちのクラスメイトが不在で、どうしてもゲームを攻略したい場合は最終手段として街の本屋さんで魔法の書を『立ち読み』と呼ばれる捨て身のスキルを使い、覚えられる情報を覚えるだけ覚えて家まで帰って試すのですが・・・途中までしか覚えておらず攻略できなかったので、本屋さんへと戻る猛者たちも。
まとめ
今となっては証拠が求められる時代となり、更にインターネットが普及して情報収拾や情報の裏付けが簡単にできてしまうので当時の話を振り返ってみると信じられないかもしれません。
でも、ゲームの攻略法を聞きたいが為に自分のお菓子をあげたり、また、騙されたり・・・と、そう言うやり取りを続ける事によって新しいアイデアが芽生え、人々は挑戦して前に進んでいくのではないでしょうか?